原始的本能

強く凶暴な欲求

睡眠欲・食欲・性欲は人間の3大欲求と言われています。またこれらの欲求は原始的欲求とも言われ、避けがたい強い欲求です。

人は過去にこれらを奪い合うために、争いや戦いを起こしてきました。
食料の奪い合いで殺し合いもします。
安心安全な睡眠のために戦ったりもします。
異性の奪い合いで喧嘩や紛争も起こしてしまいます。
三大欲求はそれほどに強く、これらの特徴から、三大欲求が原始的欲求と呼ばれているようです。

三大欲求を侮らない方がいいです。
特に、性に関する欲求は長く遠ざけられ、現時点でもそれは続き、歪んだ環境下で大きなフラストレーションを抱えています。
行き先を失った欲望が、歪みや犯罪に繋がっているのです。

犯罪に繋がるから悪いことではなく、間違った欲求抑制の結果が、その事件を起こしていることに気付きましょう。

快感の表と裏

原始的な三大欲求に快楽を伴わせることで、それを繰り返し行うよう私たちは本能によって仕向けられています。
それに反して、眠らない、食べないは、生命の危機に繋がるので、苦痛が伴うようにもなっています。
しかし、セックスには強い快楽がありますが、しなくても苦痛はあまり感じません。

睡眠や食欲は独りでも満たすことが出来るため、行為そのものが行われない場合に危険なサインとして、直接に苦痛が来るのは分かりますが、セックスにそれがないというのは、どうもバランスが悪いです。

科学的な根拠はありませんが、自分はこう考えています。

セックスは必ず相手が必要です。
セックスが出来ないと苦痛が来るのであれば、人は無理矢理にでもセックスしようとするはずです。
こうなると無理矢理なセックスが横行することになります。
苦痛がないことから考えると、人は本能的に無理矢理なセックスを望んでないんだと思うのです。

そもそもセックスは相手が居ないと叶わない行為ですから、まずは相手を見つけることに本能は仕向けられると思います。
そして苦痛ではなく、孤独感や寂しさなどの社会的な欠乏のサインが現れるのが妥当だと思います。

多少の孤独感や寂しさは、短期間なら耐えられるかも知れません。
しかし、長期にわたり蓄積すると、孤独感や寂しさは恐ろしい変化を起こす可能性が高いです。
メンタルバランスは崩れ、通常の思考を歪め、そして心が病み、負のスパイラルに陥ります。
長期にわたってセックスしないのは、とても怖いことなのかも知れません。

無意識だからこそ

眠くなる、お腹が空く、これらは無意識に身体に直接働きかけてくるのは、皆さんもよく分かることだと思います。

性的な欲求も何となくムラムラしたりします。これは男女共通なのですが、男性は女性を見るだけでも興奮してしまう特徴があります。
無意識に働きかけてくる欲求なので、止めたりすることは出来ません。

しかし現実は、リアルな場で男性が欲情を表に出してしまうと、ハラスメントと言われてしまいます。普段から性欲はコントロールしているのが当たり前であって、それが出来ないのはおかしいという事なんです。さらに現在はエスカレートして、見るだけでもハラスメント扱いされてしまいます。

ここまで性欲の抑制を求められるのは、正直行き過ぎのように思いますが、女性はそれだけ男性からの性的被害を受けてきたという過去があるから、このような事態を迎えています。

先にお話した性欲欠乏のサインは、孤独や寂しさだと思うのですが、それを直接的な性欠乏のアピールで出してしまうと、女性は恐怖を感じるのです。男性の間違った欠乏のアピールが、世の中に蔓延しているのです。

男性は性欲を我慢するのではなく、周囲の人(男性も含め)と仲良くする方に向けなければ、根本的な解決にはなりません。

無意識だからこそ、気をつけなければなりませんし、サインが出た時の行先も予め考えておかねばならないのです。

無意識だから仕方ないと言い訳しても、過去の累積がそれを許しません。男性はそのことを肝に命じなければなりません。

似ている欲求

睡眠欲は身体が休息をとる欲求なので無自覚ですが、食欲と性欲は起きているときに感じる欲求で自覚があり、この2つはとても似通ったところがあります。質によって満足が変わったり、している時の満足と終わった後の満足がそれぞれに違うこと、繰り返しで起こる慣れや飽き、などがその例です。似ている理由は、それをしている時に、同じような脳内伝達物質が働くからだと言われています。

セックス自体を食事になぞって考えると、自分の性欲がどんな状態なのかを客観的に捉えることが出来ます。

この話は別途記事を書きますが、皆さん共通に、美味しい食事の方が満足度は高いはずです。雑で簡単な食事ではそれなりの満足しか得られません。

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