皆さんにおたずねします。
セックスをする動機って何でしょう?
この話をすると、男性は性欲で女性は愛情という話になりがちなのは、皆さんも良くご存知かと思います。男性はハッキリ性欲だと答えますが、女性はなかなか素直に答えられないものです。
それもそのはずで、女性は性的な事に積極的だと周知されてしまうと、あらぬ誘いや粘着が自然発生してしまい、色々なトラブルに巻き込まれるので、自衛の為にも絶対に正直には答えないものです。
そんなフィルターを排除し本音を調べた、セックスの動機についてのアンケートがあります。元々のものは、表現方法や言い方でバラけていたので、分かり易くまとめています。
【セックスの動機】※超シンプルまとめ版
- 愛情表現、確認、独占 男33% 女42%
- 性欲求、好奇心、性情報 男62% 女57%
- その他 男6% 女1%
男性が性欲求に偏るのは、予想通りでしたが、女性も負けず劣らずの比率でした。本音の所では、セックスの動機は、男性も女性も大きくは変わらないのが分かります。
女性は先にも挙げた様に、ストレートな性の表現は何かとトラブルになるので、自衛の為に他の理由を添加して表現します。性的な事に対しての動機が性欲求だとしても、違う表現に言い換えるのが常です。
よく使われる言い換えがありますが、中でもその代表格が「ストレス発散」です。セックスによる癒し効果により、ストレスが発散される事はよく知られた事実です。その効果に結びつけて、表現する事も少なくありません。
しかし、この言い換えするという行為に、落とし穴が隠れています。それは、ストレス発散と言い換えた性動機が、いつしか独り歩きしてしまうというものです。
もう少し分かり易く言うと、ストレスが溜まるという、本来はセックスと関係ない感情の動きで、直接的にセックスしたい!という性衝動に変わるというものです。
何気なく使ってる言い回しなどで、いつしか自分に暗示が掛かり、性欲求ではない感情により、性欲が発動するという状態になります。
この段階では大きな問題にはなりませんが、この性衝動きっかけのオナニーやセックスか積み重なると、いつしか依存的な体質に変わってしまう可能性があります。
会社で嫌な事があり、ストレスが溜まったから、性的な事で発散するという事が習慣になってしまい、発散しないと気が済まなくなります。相手が決まっている方はパートナーとのセックスで発散出来たり、うちに帰ってオナニーにふけたりするのは、まだセーフです。
しかし相手と都合が合わなかったりすると、やがて適当に相手を探してその日限りの行為に及んだり、より過激なオナニーに移行したりし始めると、もうセックス依存の入口に立っている状態になります。
自分はセックス依存が悪いとは思いません。したい時はした方が良いです。しかしながら、無理矢理にでも性的な行為を得ようとするが余りに、金銭的なセックスに繋がり易くなったり、何かとトラブルに巻き込まれやすくなる傾向があります。
男性なら、風俗で発散するなど、それなりの受け皿があり、お金を支払う側ですから限度があります。しかし女性には風俗がありませんので、セックスと同時にお金も稼げる援助交際という個人売春に走りがちになります。
程度をわきまえて居れば大きな問題にはなりませんが、お金というオプションが加わり、更に依存性が強くなるのは避けられません。繰り返せば繰り返すほど深みにハマり、いずれ何らかのトラブルに合う可能性がとても高くなります。
ストレス発散という、ある種体裁の良い言い訳からセックス依存が始まり、やがて人生を狂わせてしまう。。。過去にそんな人を何人も見てきました。
こういう書き方をすると性風俗で働いている方を否定するかのように思われがちですが、自分は全くそのつもりはありません。寧ろ性風俗で働く方を尊敬しています。何故なら性風俗はとても大変な職業だと周知しているからです。
問題は性風俗にも属さない援助交際や個人売春です。不特定多数と無防備なセックスを繰り返すのはとてもリスクが高く、たった一度の失敗でも、人生を大きく狂わせる可能性が高いからです。また金銭的な欲求が性的なものと絡み、なかなか抜け出れなくなります。
先にも書きましたが、セックス依存自体は悪いのではありません。しかし女性がもしそうなった場合、受け皿がないので行先が個人売春になりやすいという話です。依存になったとしても、決まった相手がちゃんと居るなら、問題ない話です。1人で足りないなら、決まった人を多めに抱えるのも倫理的には問題があっても、物理的なリスクは個人売春の比ではありません。
単にストレス発散を動機にしない方が良いという話でもありません。性の動機はその人の人生の選択そのものです。男女に関係なく、どういう風に性が発達するかは、それぞれの生き方と深く関わります。
ここで忘れて欲しくないのは、男性にしろ女性にしろ、セックスをストレスの発散材料にだけにしてしまうと、依存しやすくなるという事です。
そもそもストレスはメンタルの動きですから、メンタル面を磨き強くする事で解決するのが一番良いです。発散方法もセックスだけに限りません。セックスはストレス発散の部分要素です。ストレスは様々な方法で、バランスよく発散する方が良いです。
何かとストレスの溜まりやすい世の中ですから、ストレスで身を滅ぼして欲しくないのです。セックスの癒し効果は、とても強いのものだと言う事です。願わくば皆さんが、バランス良くセックスの癒し効果を使い、不感症などに陥らないよう、出来るだけ長くセックスを楽しんで欲しいと心から願っています。
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