イケない方の話しばかりを掘り下げましたので、読まれていて「私はちゃんとイキます!イッた事があります!」という女性も沢山いらっしゃったと思います。
今回はオーガズムを得ている人の話を掘り下げてみます。
オナニーや男性の前戯で逝く方も多いと思います。もちろんそれ自体は良い事ですから、間違いではありません。
受講者さんは、逝った事がない方と同程度に、満足出来ないという理由で参加させる方も多いです。身悶えする様な快感があるなら体験してみたいという、前向きな理由でご参加される方です。
そんな方が受講の終わりに、「目からウロコってこういう事なんですね!」と驚かれる事があります。
オーガズムをイメージして下さい。って言っても体感ですから、イメージは難しいですよね。。。なのでイメージしやすい物事に当てはめて考えます。
良質なオーガズムイメージは、器に水を注ぐ様子に例えると、分かりやすく考え易いです。
頭の中で、水を受け止める紙コップをイメージして下さい。
そこに少しづつ水が注がれます。段々溜まっていきます。
やがて水は表面張力で器から盛り上がる程に溜まり、そしてその後ドバーッと器にから溢れ出てきます。。。
このイメージを、水を快感に、器をカラダに置き換えます。
あなたのカラダには快感が少しづつ溜まっていきます。
どんどん溜まっていき、そして快感が溢れんばかりに溜まった後に、我慢出来なくなってドバーッと溢れ出ていきます。。。
単なる置き換えですが、このイメージの中には大事な事が詰まっています。
オナニーに話が戻しますが、オナニーではとにかく逝く事が優先されがちです。
イク事を優先したオナニーを、先程のイメージに照らし合わせるなら、充分に溜まる前に器をを横倒しして、快感を強制放出させオーガズムを得るようなものです。
男性の前戯もイカないと失礼だと思って、オナニーと同じ様な傾向でイク事が優先されがちです。
足に力入れたり、腹筋や背筋を使って、力んでオーガズムを早める方も多いのですが、力み等は器に強制的な力を加えて、快感総量を減らしてイキ易くする行為です。減った快感を横倒しにするのですから、更に快感総量は減ってしまいます。
快感の総量が少ないと、瞬間的な満足は得られても、その満足は直ぐに冷めてしまい、余計に欲求不満になる場合も少なくないです。
本当のオーガズムは、そんな程度のものではありません。
我慢出来なくなり溢れ出る様な快感は、オナニーや義務イキのオーガズムとは次元が違います。目からウロコだと仰るのは、イク為のオナニーとも、義務イキとも違うレベルのオーガズムを体感されたからだと思います。
溢れ出る様なオーガズムをするには、リラックスが必要です。故に相手の存在がとても重要になります。
ちゃんとイクって思っているオーガズムは、本来よりも少ない快感である事が良くあります。恐らく受講者さんは、その事に本能的に気が付いている人がほとんどなんだと思います。だから、更なる快感を求めて受講されるのです。
更に、オーガズムの器は快感の経験で様々に変化します。紙コップだったものが、バケツに変わったり、果てはプールに変わったりもします。快感総量も変わるのです。もちろん大きい方が満足度が高くなります。
器のサイズは、お相手によっても変わります。相手の快感の注ぎ方がチョロチョロなのか、ドバドバなのか。。。それによって、快感の溜まり方も変わっていくので、それに合わせて変化します。
慣れて来ると、どんなオーガズムが好みなのかという嗜好も出てきます。これがいわゆる好きな攻められ方になって来るのでしょう。
快感の説明方法は様々がありますが、今回は、分かりやすく今の快感で本当に満足なのかどうか?を問いたかったのです。
オナニーで満足ですか?
今の快感で充分ですか??
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