「あなたはセックスの快感を知っていますか？」
この問に、あなたはどう答えますか？またお相手にこの質問をしたらどう答えるでしょう？
少し恥ずかしい質問ではありますが、この質問で幸福度が変わるとしたら、聞きたいくなる筈です。何故幸福度が分かるのか？を説明してみます。
私を尋ねて来られた方々に、この質問をしました。その経験が土台での話です。
この質問に男性は「知っている」と答えられる方が多く、女性は「知らない」という答える方が多いです。
これは「性別の差」だと思う方がほとんどでしょう。確かに男女に身体の差はありますが、どういう事なのかを具体的に考えた事はほとんど無いと思いますので、深く考えてみましょう。
そもそも男性は射精により、オーガズムが得られやすいです。よってこの射精の快感が分かっていれば、セックスの快感を「知っている」と答えるでしょう。
女性は身体の特性上、セックス時にはどうしても男性の行為を受ける側になってしまいます。故に、セックスの快感を自分自身でコントロール出来ませんし、男性の個体差(する相手)によっての違いが出てしまいます。また射精のようにオーガズム時の身体現象もありません。これらのハッキリしない事が多いため「知っている」という答が少なくなります。
説明が長いので、これを簡単に言い換えてまとめると･･･
- 男性はセックスの快感を、自身の射精のことだと捉えている。
- 女性はセックスの快感を、男性を介す必要があるので捉え方自体が難しい。
という事になります。「子供のセックス」が主流の現在では、こういう認識になるのは仕方のない事でしょう。
では「大人のセックス」を知る人はどう答えるでしょう？この答えの判別は、種類に限らず答え方に現れます。
では、その答え方とは？というと･･･。「大人のセックス」を知る男性であれば、快感が射精に限らない事を充分に知っていますから、答えはパーソナリティの差は出ますが、共通して言えることは、簡単に「知っている」とは絶対に答えないということです。
女性であれば、「大人のセックス」を目の当たりにした経験から、「知っている」と答えやすくなります。しかしその「知っている」という答えは、とても深い意味を持ちます。これを早合点してしまうと、逆に足元をすくわれ痛い目に合います。女性にはその実体験がある分、男性の本質的な違いを敏感に感じ取ります。この質問をする男性には、それなりの覚悟が必要なのです。
この簡単な質問から、言葉通りに浅く考える方は簡単明瞭に答え、難しそうに答える方の方は異性に対しての配慮が深い、と言う事が分かり、思いやりや労りの度合いや、セックスに対する価値観が露になります。この質問でその人の性の認知度が測れてしまいます。
【無知】と【無知の知】
という似たような言葉があります。どちらも知らないという意味に使われますが、無知は知らないや知恵の無いことを単純に指し、無知の知は知らないことを知っているという意味で、性質は正反対です。
「知っている」と言いながら、射精一直線セックスで、男性満足のみで終わるセックスは、その男性に思いやりや労りが足りないという事を示唆します。「知っている」人の多くは、実は【無知】なのです。
【無知】には罪悪感などありませんから、お付き合いされても、自ずと幸福度が低くなります。どれだけ態度や言葉が優しくても、男はセックスで嘘をつけません。必ず後々にそれが露呈します。長く付き合って結果がこうだとしたら、時間の無駄です。
セックスに誘われる機会は、男性より女性の方が遥かに多いです。女性は少し恥ずかしいかもですが、是非男性にこの質問をしてみてください。男性のセックス成熟度や思いやり労りが簡単に分かり、後々の幸福度に違いが出てきます。
男性も女性にこの質問をしてみも良いですが、その前に「大人のセックス」にアップデートしてないと痛い目に合うかも知れません。
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