AV作品と性教育

私たちの過ち

ほーら。。。もうこんなになってるよ〜。男は粘液でベトベトになった秘部に、指を2本滑り込ませ、熱くなった肉壁を指の腹で撫でて行きます。女は甘い喘ぎでそれに応えます。次第に秘部からは、水溜まりを踏んだような湿り気のある音が出始めます。あれ〜。なんかいやらしい音がしてるよ〜。男は空いた手でクリトリスを擦り始めました。女は堪らず背を海老ぞらせ、もっともっとと言わんばかりに腰を持ち上げます。男は激しく指を動かし、女の体内から出るはずのない液体を出そうと試みます。更に湿った音は大きくなり、女の股間から出るはずのない液体が勢いよく出て行きます。。。

AVでは定番の潮吹きの模様を、書かせて頂きました。AV動画でも貼っとけば良いのでしょうが、これから書く文章と矛盾が生じるので、活字にしておきました。

今や、アダルトビデオやエロ動画やエロアニメは、エロスの基軸になっています。これらを見ることにより人々は性的な興奮を得て自慰に励んたり、セックス時の興奮材料として利用しています。

しかしこれらは、リアルなセックスとは違うものだと、分かって観ている人は居ません。その証拠に、やってみたいセックスという切り口で、若者にアンケートを取ると、AVやエロ動画の真似ごとばかりがランクインします。若者だけならまだしも、年齢高い人達ですら同じ様な結果なのにはさらに驚きます。

AVは作品で、商用販売などの営利目的で作られています。すなわち売れてなんぼの世界、分かりやすく言えば、買う人の想いに迎合して作られたエンターテインメント作品なのです。嘘とまでは言いませんが、真実とは程遠いのは間違いありません。

しかし現実は先にも言った通り、現在は憧れのセックス像がAVやエロ動画やエロアニなのです。そこで膨らませた妄想欲求を、現実のセックスでもやってみたくてしょうがないのです。

買う人使う人はほとんど男性です。ですから男性がそもそも持っていた性的な欲求が作品の母体となっています。男性が持っている性的な欲求は、まさに「子供のセックス」そのものです。つまり射精ありきの、男性快感優先のセックスです。その欲求を表現すべく作られた作品が、同じような欲求を持った人々に観賞され、観た人は更に自らの性欲を増幅させ、以降のまた独りよがりの「子供のセックス」を繰り返していくのです。こうやって「子供のセックス」が、更に男性に強く固定されてしまっているのです。

では、何が間違いなのか?

答えは、セックスを遠ざけたからです。

今の社会はセックスを遠ざけ、まともな性教育もせずに、性の善し悪しも決める事も出来ずに、セックスの在り方を成り行き任せの放置プレーにしたからです。

セックスに興味の出る年齢になって、最も手っ取り早く性的な情報を得られるのが、AVであり、エロ動画であり、エロアニメなのです。それらは先程お話した通り、男性快感優先の「子供のセックス」に染まった作品なのです。これらを観れば観るほど、「子供のセックス」が正しいのだと洗脳されてしまうのです。

この固定化された「子供のセックス」を否定する人は大人でも少ないです。何故なら何が正解なのかも分からないからです。そしてそのまま「子供のセックス」を繰り返しながら、歳だけ取って行く人のなんと多い事か。。。

コメント

  1. tuguo より:

    拝読いたしました、ありがとうございます。

  2. 佐藤英雄 より:

    男女問わず、セックスの悩み中高年みんな持っていると思います
    その履け口として多くのサイトがあります、でもそのほとんどが
    詐欺業者です、良いサイトがあれば教えてください。。。

  3. 佐藤英雄 より:

    この世の中、オス、メスしか居ません、犬猫、人間もみんな動物です、お互いに愛する相手を見つける為に工夫して
    努力する訳です、相手が身つかれば当然のことsexするあたり前のこと、子供が出来るのもそうでしょう、何故セックスを罪悪感するのか分かりません、もっとみんな人間としてなまじっか考える理性と言うやっかいなものが邪魔している訳です、もっと素直になるべきです、セックス嫌いな人いますか?。。。

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