セックスで男が得られる最も重要なこと

「セックスの効用」の投稿で、セックスによって得られる身体に良い働きの事を書きました。これらは短期的な現象で、セックスから得られるものの一部に過ぎません。今回お話するのは、更にスケールの大きなものです。自分的には最も重要なものだと思います。

以前テクニック講座を開催していた事があるのですが、ご参加になられる人にある傾向がありました。普通のサラリーマンも多かったのですが、意外に社会的な立場の高い人が多かったのです。社会的に成功されて不自由なく生きる事が出来るのに、何故参加されるのか。。。最初は単なるドスケベなんだろうと思っていましたが、回を重ねるうちに、動機が分かるようになりました。

動機を簡単に言えば「女性を悦ばせたいに」と言われていましたが、更に深く話を聞くと、単に悦ばせたいだけではありませんでした。仰られた言葉はまだ照れがあったようで、よくよく聞いてみると、本心は女性から尊敬されたいという欲求でした。

会社には沢山部下がいて、周囲からも社会的に認められていらっしゃいましたが、女性関係となるとその周囲からの認識が邪魔をして、本当の自分を出せなくなっていたそうです。ことセックスになると更に自信がなく、普段は立派なのに、蓋を開けたらこんなものか･･･と思われるのが怖かったそうです。

更に話はもっと深い話になり、セックスの内容に踏み込みました。この方は早漏に悩みでした。挿入するも直ぐに果ててしまい、セックスで女性を感じさせるなど、自分には無理だと思ってらっしゃいました。射精直後に感じる虚無感から、性欲はあるものの、セックス自体が少し怖くなり始めていたそうです。「会社ではバリバリなのに、夜は三擦り半なのよ。。。」とバカにされていないかと、いつの間にか女性をそんな目で見ていたそうです。

ここまで心情を素直に話してくださる方はとても珍しいです。彼の勇気に答えねばと、様々なテクニックをお伝えしました。

その後、女性を初めて挿入で逝かせたと連絡が来た時は、私も自分のことの様に喜びました。彼は更にこうつけ加え話してくれました。

「セックスで女性を悦ばせる事が実現出来て、本当に良かったです。相手女性とも上手く行っているし、何よりも自分に物凄く自信が持てるようになりました。独りの男としてのプライドが芽生えて来ました。」こう話してくれました。

男としての自信、プライド、これは紛れもなくセックスがアップデートして得られたものです。セックスで女性を満足させる事が出来たことにより、それらを得たのです。

セックスで得られる自尊感情は、何にも変えられない程重要なのです。これに代替は利きません。性的な自尊感情は女性を満足させて初めて生まれるものなのです。そしてこの自尊感情は、ふつふつと心の底からたぎるような自信を形成させます。男として生まれた喜びを、心底感じることが出来るからです。

成功者に足りないものとして話をしましたが、これはどんな男性にも共通します。性的自尊感情が満たさせることは、男性の在り方そのものに大きく影響します。普段目立たなかった男性でも、この自尊感情が有るだけで、実に堂々とした男らしさを発揮するのです。

女性快感を優先し、女性を満足させる事が出来る「大人のセックス」で、人柄までもアップデートさせてしまう力が有るのです。

セックスをどう考えどう使うかは、皆さん次第ですが、私は自信に満ち溢れ堂々とした生き方の方が幸せだと思います。